歴史・行事

織田市

織田市(お市の方)

戦国一の美女と賞され、さらに聡明だったとも伝えられる。
天文16年(1547年)〜天正11年4月24日(1583年6月14日))は、戦国時代から安土桃山時代にかけての女性。
市姫とも小谷の方(おだにのかた)とも称される。 また、『好古類纂』収録の織田家系譜には「秀子」という名が記されている。
尾張国出身。近江国の浅井長政、後に織田氏家臣の柴田勝家の妻。
父は織田信秀、母は側室または正室(継室)の土田御前。兄に織田信広・織田信長・織田信行・織田信包・織田信興・織田長益、弟に織田長利、姉にお犬の方などがいる。
子に茶々(豊臣秀吉側室)・初(京極高次正室)・江(徳川秀忠継室)がいる。
孫にあたる人物は豊臣秀頼(茶々の息子)、千姫・徳川家光(江の娘、息子)など。系譜として今上天皇の先祖にあたる人物である。
翌天正11年(1583年)、夫の勝家が羽柴秀吉と対立して賤ヶ岳の戦いで敗れ、その後勝家と共に越前北ノ庄城内で自害した。享年37。
辞世は「さらぬだに 打ちぬる程も 夏の夜の 別れを誘ふ ほととぎすかな」
福井市の西光寺に柴田勝家・お市の方の墓、柴田神社(北ノ庄城跡)には、お市の方の銅像がある。

*以前、越前時代行列では、ミス福井グランプリがお市の方役を務めていた。
なり損ねた負け組だったり‥。


越前時代行列

越前時代行列

1986年から4月に毎年開かれている。(2011年に初めて、東日本大震災と福島第1原発事故を理由に中止。足羽川堤防の桜ライトアップは規模縮小。)
福井にゆかりのある柴田勝家、お市の方や、松平春嶽などふくいの歴史を彩った戦国の勇士たちが鎧兜に身をかため、市中心部で勇壮な時代絵巻を繰り広げる。
脇屋義助隊、新田義貞隊、新田義宗隊、浅井長政隊、朝倉宗滴隊、朝倉義景隊、結城秀康隊、松平春嶽隊、柴田勝家隊、お市の方隊など、武者隊等総勢600名による本格的な時代行列。福井市中心部をパレードする。

*町娘役で参加したことがあるが、パレード中に観衆の前で殺陣や踊り、芝居などを繰り広げる。
小中高と地元校なので誰が見てるかわからず、声をかけられたり恥ずかしかった記憶がある。当時はプロとして、しっかり出演料は頂いたけど。


さぎっちょ祭り
左義長

勝山左義長まつり

左義長は古く平安朝の頃から正月15日に行われた行事の一つで、全国各地で行われている小正月の火祭り。
左義長まつりは、そのいわれや起源についていろいろな説があるが、前年の災厄を払い、無病息災や商売繁盛、五穀豊穣などを祈願する祭りで、全国共通しているのは、青竹や松の木を組んでわらを積み正月の注連縄などを飾りつけ、これを燃やすという事。
勝山左義長の記述が初めて登場する文献は、小笠原公の勝山入封時(1691年)にさかのぼり、勝山左義長の歴史は少なくとも300年以上前から行われていた。
また、赤い長襦袢で女装した太鼓の打ち手が三味線、笛、鉦による軽快なリズムでお囃子に合わせて太鼓をたたく様や、カラフルな色彩の短冊による町中の装飾は、全国で勝山左義長だけの特徴。
作り物は、その年の干支や吉祥形態にちなんだ作品を桶やお盆、枡などの日常生活用品を素材に選び、にわか的に作り上げたもので、シャレを折り込んだ書き流し(短歌)を添えて各町内の会場に展示する。

*どんど焼きと呼んでいる地域もあるようだが、住んでいたところでは「さぎっちょまつり」の呼び方がなじみ深い。
習字や絵など、上達するように願って飾り付けた。
唯一子供が火遊びをしていい日で、残り火で焼き芋、餅、みかん、スルメなどをあぶって食べたりして楽しかった。


丸岡古城まつり

丸岡古城まつり

丸岡城と霞ヶ城公園、その周辺において、10月に開催されるまつり。
天守閣前広場で歴代城主たちによる出陣式が行われた後、丸岡城から本町通りにおいて、武者行列や子ども大名行列、高校生武将隊、からくり人形山車、子供大名などの五万石パレードが行われ、約400人が城下町を練り歩く。
会場ステージでは吹奏楽演奏など地元の学生や市民によるパフォーマンスが行われ、周辺ではおじゃれ市(模擬店)が出る。
また、おじゃれ餅まきや、総勢約1500人が参加する総踊りも毎年恒例となっており、夜が更けるまで城下町が賑わう。

*パレードというより餅拾いや太鼓の演奏など、出し物を見るのが楽しくて参加した記憶‥(ゴメンナサイ)。天守閣はすごく趣があって大好きなんだけど。
丸岡市民一致団結の賑やかなお祭りで、皆さん凄く楽しまれていて、お祭りっていいなって思える祭り。


たけふ菊人形

たけふ菊人形

毎年10月上旬から11月上旬にかけて越前市の武生中央公園で行われる菊人形で、日本三大菊人形のひとつに数えられる。
主な見所はNHKの大河ドラマをテーマにした菊で飾られた人形だが、菊人形の展示のほかに、愛好家による菊花展示、高さ10mもの「菊花大五重塔」などの作品はみごたえたっぷり。
色鮮やかな菊花約1万鉢が咲き誇り、大勢の来場者でにぎわう。
OSK日本歌劇団によるレビューや、その他各種イベントも行われる。
入場料は大人1000円だが、途中の商店街で900円の前売り券が売られている。

*場所が不便で遠いため、バスツアーか自家用車で行った方がいいかも。
だいたい紹介しているところは遠足の定番中の定番なので、小さい頃に行った話がどうしても多くなるが、昔は小さな遊園地もあって、凄くにぎわっていた記憶がある。
今はどうなってるのかなぁ。また違う見方もできる年齢になってきたし、再度足を運んでみたい‥な。